読後レビュー。キンコン西野著書『新世界』。お金と信用にまつわる話。


キングコング西野


今は、芸人というよりも”青年実業家”や”作家”という印象が強いでしょうか?

お笑いコンビでいうと、私はダウンタウン世代ですので、あまり、キングコングの漫才や

コントを見た記憶はありません。

ただ、最近、キンコン梶原がカジサックとして、ユーチューバーに転身しました。

YouTube好きの私としては、正直、初めは「邪道」の様な印象で避けていましたが、

芸人さんとの対談動画が面白かったので次第にハマっていきました。

その中で、NSC時代の話や、鬱になったときの話など、キングコングの過去の事を知るケースが

増えました。

自然とキンコン西野の事も知る様になり、次第に興味を持つように。

書店に、キンコン西野著の本があった為、手に取って読んでみた所、様々な気づきも

あり、今回「読後レビュー」という形で、ブログを書いてみました。

作中にも、「読書感想文を500字で」とありましたし、遠慮せず書いてみたいと思います(笑)


新世界 (単行本)

『新世界』 書かれている内容

『新世界』とは

2つの『新世界』をかけています。

1つは、コンビを組む前か後か、そんな若い時分に著者が住んででいたらしい、大阪の繁華街の新世界

通天閣やシャンジャン横丁が立ち並ぶ、今では、海外からの観光地になっている町です。

劇場や映画館なども多く立ち並び、また、ドラマや映画でも使用された地域でもあり、

「芸事の町」 とイメージもある町です。

もう1つの『新世界』は、これから未来の事。

今生きている人間がが未来予想図を強く強く思い描けば、その未来が必ずやってくる。だからこそ、

より魅力的に未来を思い描きたい。

著者自身が運営しているサロンの活動を紹介し、彼が思い描く未来の『新世界』のヒントを

記しています。

第1章 貯信時代

お金を貯蓄するのではなく、「信用」を貯蓄していく時代に転じている事を説明しています。

幾つかのエピソードを組み入れながら、

嘘をつかない事

の重要性を説き、それが信用を積み重ねる事の重要性を様々な角度から解説しています。

※具体的な事は記載しません。是非、本を購入して、読んでみてください。

自身が「炎上芸人」ある事を認知しながら、炎上について、著者なりにパターン化し

読者に向けて、

キミは今、どこにいて

これからどこに向かう?

パターン化したどの方向へ向かうんだい? と問いかけます。

第2章 オンラインサロン

著者が運営しているオンラインサロン

西野亮廣エンタメ研究所

で繰り広げられている幾つかの実績事例のある例を紹介しています。

今の著者を一気に有名に押し上げたと言って過言ではない、絵本「えんとつ町プペル」の

美術館の話や、オンラインサロンの具体的説明など、実際、著者が繰り広げてきた案件を

説明しています。

モノがあふれる世の中。ほとんどの種類の製品に、差が無くなっている世の中。

WEBでクリックすれば、いつでもどこでもモノが変える世の中。

であれば、

どこでモノを買うか」

ではなく

誰から物を買うか」

つまり

「自分のお金を誰に落とすか」

を考える世の中になっていると、説いています。

自宅から1分の「知らないお店」で買うのではなく、

自宅から5分かかるけど、「信用できるあの人のお店」でモノを買いたい、

オンラインサロンの行く先は、そういう信用を構築する場であると説いています。

第3章 新世界

『新世界』=自分たちが思い描く未来予想図。

2018年7月の西日本豪雨、言葉に乗る気持ちや重要性を紹介し、自身のサロンの活動の

一環である「レターポッド」なるものを紹介しています。(詳しくは本をお読みください)

そして、著者の思い描く『新世界』では、

正直に生きている人たちが、キチンと勝てる

そんな世界にしたいと、本を〆ています。

まとめ

『新世界』を読んで、3つの大事な気づきがありました。

1つ目は、サービス業に従事している人間であれば、マーケティング会議や接客研修など

様々な所で問われる、1つの曖昧かつ大事な質問。

あなたは、何を売っているの?

この答えを気づかされたと感じました。

2つ目は、「考える事」よりも「行動する事」の重要性。行動の最初の一歩がどんなに

怖くても、笑われても叩かれても、その一歩を踏み出す事が何よりも大事。

3つ目は、「キングコング西野」の優しさ。

私の場合、「カジサック」のYouTubeチャンネルででキングコングというお笑いコンビ

の成り上がり方や、「キングコング梶原」の病気やその時の様子等を見てから、この

本を読んでいます。

キレッキレのキングコング西野」と「優しさの西野」。両方を楽しめたので、両得感

満載でした。

最後に、表紙のイラストも、とても印象的なので、是非、実際の本を手に取って読んで

いただければと思いました。


新世界 (単行本)

著者紹介

西野亮廣 (にしの あきひろ)

1980年生まれ。芸人、絵本作家、etc。

1999年、NSCで出会った梶原雄太とお笑いコンビ・キングコングを結成。2000年、コンビ結成5カ月後にNHK上方漫才コンテスト最優勝賞を受賞。2001年、冠番組をテレビ、ラジオでスタートし、漫才の賞レースを総なめに。M-1グランプリも当時コンビ結成最短期間で決勝に進出する。2005年、当時のキングコングの代表番組『はねるのトびら』ゴールデン進出時に、”スーパースターになり切れなかった自分”に絶望し、テレビ出演を徐々に減らし、絵本製作に取り掛かる。4年の歳月をかけ初絵本『Dr.インクの星空キネマ』を2009年に上梓。その後「従来の芸人像とは違う行動をとるイタい奴」ということで、業界内外から猛バッシングが始まり「炎上芸人」と揶揄される。その瞬間も、絵本製作や国内外での個展、小説・ビジネス本執筆ほか、さまざまな活動を行い、これまでにクラウドファンディングで累計1億円以上を調達し、出版物はすべてベストセラーに。2017年に発表した第2弾ビジネス書『革命のファンファーレ』は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018』で総合グランプリに輝いた。

現在、国内最大の有料会員制コミュニティー(オンラインサロン)『西野亮廣エンタメ研究所』を主宰するほか、2018年10月には吉本興業と共に芸能業界初となるクラウドファンディングプラットフォーム『シルクハット』をスタート。圧倒的な行動力とスピード感で多くのファンを熱狂させている。

『新世界』カバーより

最後までお読みいただき、ありがとうございました。